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| 時間をかけて好奇心を満たしながら、本当に進みたい道を見つける場所 |
新聞やテレビでよく、小学生に対して「将来どんな職業に就きたいか?」
というアンケートの結果が紹介されていますが、「スポーツ選手」と並んで人気があるのは「学者・研究者」という回答です。「未知なるものを探求したい」という知的好奇心は、私たちに備わった普遍的な欲求ですから、それを職業とする「学者」や「研究者」に、子供たちが憧れを抱くのはごく自然のことだと思われます。
一方、自分の将来を具体的に考え始める高校生の皆さんの夢はどうでしょう。「好きなことをして飯を食っていけるのは素晴らしいけど、現実はそんなに甘くはない」と、冷めた考えをしてしまっている人はいませんか。確かに、「学者」や「研究者」になるためには4年制の大学を卒業し、さらに大学院で5年間も勉強しなくてはなりませんので(「生命科学研究者への道」を参考)、一般の職業に就くよりも、はるかに時間と費用がかかります。それでも、子供の頃の夢を追いかけ、本当に興味の持てることを職業とするために苦労を惜しまない姿勢は、決して無駄になることはありませんし、全く興味の持てない仕事に就くのは不幸以外のなにものでもありません。 |
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21世紀は生命科学の時代と呼ばれています。実際、日本で重点的に推進すべき4つの重要な科学研究分野として「情報通信」「環境」「ナノテクノロジー/材料」「生命科学(ライフサイエンス)」が指定されています。皆さんは、環境ホルモン、DNA鑑定、遺伝子組換え作物、クローン生物、テーラーメイド医療といった言葉を、新聞やテレビなどで一度は見聞きしたことがあると思います。これらはすべて、生命科学が深く関わる事柄で、社会的に大きな関心が寄せられています。 もし皆さんの中に、生物学に興味はあるが「実体がよく判らない」「将来の就職先が不安だ」もしくは「学者や研究者への壁が高そう」と、不安に思っている人でも、心配は無用です。生命科学は今まさに、発展途上の学問なのです。まだまだ未知の事柄にあふれ、皆さんの努力次第で無数の新発見が望める分野です。生命科学に必要なものは暗記力や理解力ではなく、生物に対する強い好奇心と自分の手で生命の仕組みを解明しようとする実行力です。生命現象に関心を持ち、その仕組みを自分自身の手で調べたいと思っている人は、生命科学研究者としての基本的な能力をすでに備えていると断言できます。生命科学の進歩は、生物がどのような仕組みで生きているのかという根源的な疑問を解決するだけではなく、人に役立つ新しい生物の作出や素材の開発、発病の仕組みの解明や新しい治療方法の開発などの応用研究にも直接結びつく、極めて重要な学問分野なのです。 好奇心に満ち、実行力にあふれた多くの若者たちが、研究者として生命科学の発展に寄与し、その応用を通じて私たち人間の幸せな未来に貢献してくれることを切望しています。 |
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北海道大学・ 他大学入学 |
■北海道大学で生命科学の基礎を学べる学部: 理学部・薬学部・農学部・水産学部・獣医学部・医学部・歯学部 ■北海道大学から生命科学院への主要ルート: 理学部・薬学部・農学部・医学部 |
| 生命科学院入学 |
■生命科学の基礎を学べる学部以外からの入学も容易。生命科学研究者として自立できる教育プログラムを用意。 |
博士前期 (修士) 課程 |
■教育・研究の特徴:生命倫理や特許に関する講義、英語での研究発表に関する講義など。 ■目的:研究者として必要とされる能力を身に付ける教育を実施。 ■主な就職先:国・地方自治体、企業の研究所(技術職や研究開発職)、高校教員、公務員など、国際的に活躍する医療・産業界などの職業。 |
| 博士後期課程 |
■教育・研究の特徴:特定の研究課題について指導教員と討論を重ねながら、実験や研究を実施。その後の論文をまとめる作業を通して研究者としての自立心をトレーニング。修了者には、博士の学位「博士(生命科学)」が授与される。 ■目的:研究者として自立できる能力を育成する教育を実施。 ■主な就職先:大学教員、国・地方自治体などの研究教育職、民間企業の研究所などでの研究者としての道が開ける。 |
| 国際的にリードする生命科学の研究者だけではなく、専門分野を超えて産業・医療・教育界においても総合的に活躍できる人材も育成します。皆さんの興味と将来の進路希望に合わせて、柔軟で多様な教育システムが用意されているのが生命科学院です。高校生の皆さんには、大学進学という関門はありますが、将来は大学院で生命科学を勉強し、研究者として世界に大きく羽ばたくことを視野に入れて、当面の目標に挑んで欲しいと願っています。 |
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