北海道大学 大学院 生命科学院
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<申込8/19まで延長>生命融合科学コースにおいて、大学2年生・3年生、高等専門学校生、社会人向けインターンシップを開催します。

北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻(生命融合科学コース)
大学2年生・3年生、高等専門学校生、社会人向けインターンシップ開催

インターンシップ_20160711【最終版】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本コースでは、物理学、化学、生物学の基盤のもとに、生命の本質を新たな視点で追求できる広範で深い知識と展開能力と研究能力を持ち、社会の幅広い分野で活躍できる人材の育成を目指しています。 大学、高等専門学校の皆さん、社会に出てもう一度大学院進学を考えている皆さんを対象に、教員や、現役大学院学生とも親しく懇談でき、研究室の雰囲気や、研究の一端に触れることができる、2日間の「研究室インターンシップ」を企画しました。

北海道大学のすばらしいキャンパスに来ていただいて、興味のある研究室での実習、教授陣による模擬授業などを体験していただきます。

開催概要は以下の通りです。

<研究室インターンシップ>
実施大学院 : 北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻(生命融合科学コース)
期   間 : 平成28年8月25日(木)〜8月26日(金)
場   所 : 北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻(生命融合科学コース)
各研究室、講義室(理学部エリア・北キャンパスエリア)
札幌市北区北10条西8丁目および北21条西11丁目
対   象 : 大学2年生・3年生、高等専門学校生、社会人
参 加 申 込 :  8月19日(金)〆切 まで延長
申込フォームより必要事項を記入の上お申し込みください。
・申込後、選考の上、お知らせいたします。
参 加 費 : 無料(※ 交通、宿泊は各自で手配をお願いします。)

<<平成28年度開催スケジュール(予定)>>
1日目【14:00-18:00】
受付、開会式、プログラム・概要などの説明、施設、設備見学、研究室体験1
18:00~交流会を予定
2日目【 9:00-14:00】
模擬講義聴講、研究室体験2、昼食会、受験案内、閉会式
※体験は「1日のみ、2日のみ」「1日目と2日目が別研究室」「1日目と2日目が同研究室」
への参加が可能です。下記の【実施研究室一覧と受入定員】から選択ください。

※ 提出された個人情報については、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」及び本学個人情報管理規程に則り、本インターンシップ行事の選考・連絡・保険加入、ならびに本学の学生募集説明会・入学試験の案内通知等に使用いたします。

参加申込みのメールを受け付けましたら、1週間以内をめどにご応募いただいたメールアドレス宛に実行委員会担当者より受付のご連絡をいたします。
【polytaiken@sci.hokudai.ac.jp 】からのメールが受信できるように設定をお願いします。
確認メールが届かないことがありましたら、お手数ですが、電話(011-706-2747)までお問合せください。

[お問い合わせ]
北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻(生命融合科学コース)
コース事務担当:水口  電話011-706-2747  メールpolytaiken@sci.hokudai.ac.jp

【実施研究室一覧と受入定員】研究室名から各研究室のHPへジャンプします)
生物情報解析科学研究室蛋白質科学研究室合同 4名受入
光センサー蛋白質(光受容蛋白質)を設計し、細胞活動を光によって制御する「光遺伝学」が大きな注目を集めています。本イベントでは、光遺伝学の基礎を体験するため、大腸菌をモデルとした光センサー蛋白質のはたらきを調べ、光エネルギーによる低分子毒物を細胞外へ排出できるようすを模擬実験で観察します。基本的な実験操作を体験するとともに、遺伝子、蛋白質、膜輸送、エネルギー共役の概念など研究に役立つ基礎知識についてセミナーを体験していただきます。

分子細胞生物学研究室 4名受入
遺伝情報を担うDNAは正確にコピーされ、次の世代の細胞に正確に受け渡されます。また、2万種類もの遺伝子の働きをうまく調節して200種類以上の異なる性質の細胞に分化し、それらが組織を形成してわたしたちの体を築いています。これらの仕組みを、ゲノム情報を活用して、DNA、RNA、タンパク質の働きで説明することを目指しています。

ソフト&ウェットマターの科学研究室 【(8/25(木)1日のみ実施】 6名受入
当研究室では『ゲル』というSoftでWetなMatter(柔らかくて水をたくさん含んだ素材)を用いて、生命を解き明かすことや生命を模倣することをめざしています。今回のインターンでは、ゲルのでき方について学び、化学合成によってゲルを実際に作ってみたり、当研究室で創製されたさまざまな特殊な性質をもつゲルに触れて、ゲルの不思議さ・おもしろさについて体験していただきたいと思います。

組織構築科学研究室 2名受入
当研究室では基礎生物学的・組織工学的なアプローチで組織構築について研究をおこなっています。両生類胚を用いて特定のmRNAの注入による人為的なオーガナイザー形成とその結果見られる組織の位置情報の変更や、多孔性コラーゲンゲルを用いて細胞を培養し複雑な構造を持つ再生組織の構築について実験をおこないます。

化学生物学研究室 3名受入
化学生物学の研究の一環として、当研究室で実施している機能性脂質等の生理活性物質の簡単な合成実験を実施するとともに、その機能をチェックするために、酵素阻害活性測定、質量分析による相手タンパク質探索、最新キラル分光による立体構造解析等を実施します。また、研究室で実施している全テーマについて、主として担当大学院に説明してもらいます。

細胞ダイナミクス科学研究室 【(8/25(木)1日のみ実施】 3名受入
がん細胞の動態観察:がん細胞は悪性化すると体内を動きまわる能力を獲得します。これを浸潤、転移とよびます。がんで亡くなる方の多くはこの転移が原因とされています。したがって、がん細胞が体内を動く仕組みを解明し、その動きを止めることが治療の課題の一つとなっています。当研究室のインターンシップでは、がん細胞の動きを観察し、浸潤や転移に関与するタンパク質を調べる実験を行います。

自然免疫研究室 3名受入
腸は病原体を排除する一方、常在菌とは共生している。小腸のパネト細胞が産生し分泌するαディフェンシンという抗菌ペプチドは、腸内細菌を制御しており、その異常が多くの病気と関係することが明らかになってきた。新しい“腸内環境”のサイエンスから、健康と病気のメカニズムに迫る研究、体験を一緒にしましょう。

細胞機能科学研究室 2名受入
細胞培養と蛍光タンパク質発現,並びに蛍光顕微鏡による観察。
ミトコンドリアなど細胞内小器官の観察と,蛍光相関分光測定や機能性蛍光プローブを用いたバイオイメージング手法による細胞機能評価を体験していただきます。

 


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