北海道大学 大学院 生命科学院

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古代魚のミネラルコルチコイド受容体の単離に成功:ヒトの受容体とはホルモン応答性が異なることを発見

0823_Katsu古代魚であるガーとチョウザメから世界に先駆けて副腎ステロイドの受容体であるミネラルコルチコイド受容体遺伝子の単離に成功しました。ミネラルコルチコイド受容体はホルモン依存性の転写調節因子であることから,そのホルモン応答性を調べました。その結果,ヒトのミネラルコルチコイド受容体とはホルモン応答性が異なることを明らかにしました。これらの成果は,ミネラルコルチコイド受容体の分子進化を解明する上で重要な知見を提供します。本研究は,北海道大学大学院理学研究院の勝 義直教授,同水産科学研究院の足立伸次教授,及びカリフォルニア大学サンディエゴ校のMichael E. Baker 博士との国際共同研究により行われました。

本研究成果は,2016 年8 月12 日(金)にBiochemical Society の機関誌である「Biochemical Journal」にオンライン掲載されました。なお本研究は,科学研究費補助金(基盤研究(C)26440159)の支援を受けています。

(研究論文)

研究論文名:Corticosteroid and progesterone transactivation of mineralocorticoid receptorsfrom Amur sturgeon and tropical gar(副腎ステロイドとプロゲステロンによるアムールチョウザメとトロピカルガーのミネラルコルチコイド受容体の転写活性化)

著者:杉本 章,岡 香織,佐藤 塁(北海道大学大学院生命科学院),足立伸次(北海道大学大学院水産科学研究院),Michael E. Baker(Department of Medicine, University of California, San Diego),勝 義直(北海道大学大学院理学研究院)

公表雑誌:Biochemical Journal

公表日:英国時間 2016 年8 月12 日(金) (オンライン公開)

 

2016/08/02 プレスリリース ダウンロード

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