生命医薬科学コース 創薬科学研究教育センター研究室 助教 加藤 いづみ(かとう いづみ) |
■ | 研究タイトル |
癌悪性化の分子生物学研究 | |
■ | 研究キーワード |
癌、酸化ストレス、細胞内シグナル伝達 | |
■ | 担当科目 |
薬剤学実習 | |
■ | 所在 |
札幌市北区北12条西6丁目北海道大学大学院薬学研究院 | |
■ | 電話番号 |
011-706-3773 | |
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■ | ホームページ |
http://japanese-apricot.pharm.hokudai.ac.jp |
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■ | 研究内容 |
・膵癌細胞における抗がん剤耐性機構に関する研究 膵癌の5年生存率は部位別癌の中でも5%とダントツに低い。膵癌の第一選択薬であるゲムシタビンの細胞死誘導効果は細胞内活性酸素(ROS)濃度上昇に伴い増加する。そのため、ゲムシタビン耐性を示す膵癌細胞では酸化ストレスにより起こる細胞死抑制機構が癌悪性化に働くことが予想される。近年、酸化ストレスにより活性制御を受ける癌遺伝子産物DJ-1が高発現している膵癌患者は生存率が半減するという報告がなされている。そこで、膵癌のゲムシタビン耐性機構を癌遺伝子産物DJ-1によるp53抑制機構に着目して研究を進める。 |
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■ | メッセージ |