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生命医薬科学コース 生体分子機能学研究室 (前仲勝実研究室) 教授 前仲 勝実(まえなか かつみ) |
■ | 研究タイトル |
免疫・感染防御の蛋白質創薬科学 | |
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■ | 研究キーワード |
免疫、感染症、細胞表面受容体、ワクチン設計、生物製剤、蛋白質科学、X線結晶構造解析、分子認識 | |
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■ | 担当科目 |
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■ | 所在 |
薬学研究院・N540室 | |
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■ | 電話番号 |
011-706-3970 | |
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■ | ホームページ |
http://www.pharm.hokudai.ac.jp/org/bunshikinou01.html |
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■ | 研究内容 |
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生体防御の最前線にあたる細胞表面の受容体とガン細胞や病原体などの非自己抗原との相互認識を原子レベルで可視化することは医学的に重要な免疫応答や感染経路の作用機序を理解するために必須であり、感染症や免疫系疾患を克服する薬剤やワクチン等の開発に繋がることが期待できる。当研究室では主要組織適合性抗原(MHC)などを認識する免疫系受容体群の分子認識機構を立体構造解析と複数の物理化学的手法を組み合せて解明してきている。これらの知見を基盤に、抗ウイルス薬の開発、病原体のワクチン設計などの創薬開発を進め、さらにin vivoでの効果を検討することまで行っている。また、これらの受容体や抗原は糖鎖修飾を必要とするなど発現系に困難が伴うが、ヒト培養細胞や蚕個体を用いた発現系も開発している。 | |
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■ | メッセージ |
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生物機能を発揮する実体の主役として蛋白質を捉え、原子レベルからin vivoへの投与実験まで研究を進めています。取り組む研究テーマの中で、結晶構造解析であれ、相互作用解析であれ、世の中の誰もまだ知らない事実に会う機会があると思います。一見わかったような事象であっても、地道に調べることにより意外な発見もあります。当研究室で、生体がどのように免疫系を制御し、ガン細胞やウイルスに対応しているのか、一緒に研究に取り組んでくれる学生を待っています。 |
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