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生命医薬科学コース 分子生物学研究室 (有賀寛芳研究室) 助教 北浦 廣剛(きたうら ひろたけ) |
| ■ | 研究タイトル |
| 細胞増殖におけるc-Myc、p21、TOK-1の機能 | |
| ■ | 研究キーワード |
| 細胞の癌化、細胞増殖、細胞周期制御因子 | |
| ■ | 所在 |
| 薬学研究院・N325室 | |
| ■ | 電話番号 |
| 011-706-3732 | |
| ■ | |
| ■ | ホームページ |
| http://bunseiserver.pharm.hokudai.ac.jp/index.html |
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| ■ | 研究内容 |
| CDKインヒビターであるp21タンパク質は、本来のサイクリン依存性キナーゼ活性の阻害に加え、 他のCDKインヒビターには見られない、CDK-サイクリン複合体の形成促進やDNA複製と修復の阻害など多面的機能を有します。この多様な機能は、p21が異なるタンパク質群と複合体形成することで行われていると考えられます。 このような観点から、私たちは新規p21結合タンパク質を検索し、癌遺伝子産物c-Mycや、TOK-1と名付けた新規タンパク質が、新たにp21と複合体形成する因子であることを見出しました。p21がc-MycやTOK-1と結合することで、細胞周期調節におけるp21とc-Mycの新たな機能が 明らかになってきています。 | |