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生命医薬科学コース 臨床薬剤学研究室 (井関健研究室) 助教 小林 正紀(こばやし まさき) |
■ | 研究タイトル |
薬物性横紋筋融解症発症機序解明および発症リスク軽減に関する研究 | |
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■ | 研究キーワード |
スタチン、横紋筋融解症、アポトーシス、モノカルボン酸トランスポ-タ | |
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■ | 所在 |
薬学研究院・N305室 | |
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■ | 電話番号 |
011-706-3771 | |
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■ | ホームページ |
http://rinyaku.pharm.hokudai.ac.jp/ |
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■ | 研究内容 |
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HMG-CoA還元酵素は、コレステロール合成経路の重要な酵素であり、本酵素阻害薬(スタチン系薬物)は、血中コレステロールの上昇を強力に抑える。この薬物を長期に使用した際に生じる典型的な副作用として筋肉に対する障害が知られており、なかでも重篤なものに横紋筋融解症がある。横紋筋融解症とは、骨格筋細胞の融解や壊死により筋体成分が血中へ流出する疾患であり、死に至ることもある。しかしながら、横紋筋融解症の発症については不明な点も多く、発症リスク軽減を目的としたアプローチも十分にはないのが現状である。以上の背景から、スタチン系薬物の適正な使用基準を構築することを目指して横紋筋融解症の発症機序解明および発症リスクを軽減する方法について種々検討を行っている。 | |
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■ | メッセージ |
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スタチン系薬物の副作用発症機序解明および副作用発症回避を目標に研究を進めています。最終的に患者さんがより安全でかつ質の高い医療を享受できるように日々努力していきたいと考えています。 |
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