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生命医薬科学コース 薬剤分子設計学研究室 助教 山田 勇磨(やまだ ゆうま) |
■ | 研究タイトル |
ミトコンドリアを標的とした高分子薬物 (遺伝子、タンパク質) 送達システムの開発 | |
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■ | 研究キーワード |
体内動態制御、細胞内動態制御、薬物送達システム、ミトコンドリア、バイオイメージング、ナノ粒子化パッケージング | |
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■ | 所在 |
薬学研究院・N445室 | |
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■ | 電話番号 |
011-706-3734 | |
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■ | ホームページ |
http://www.pharm.hokudai.ac.jp/yakusetu/index.html |
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■ | 研究内容 |
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近年、ミトコンドリアと様々な疾患との関連が明らかとなってきており、本オルガネラを標的とした薬物治療が注目されています。この治療を実現するためには、遺伝子、タンパク質などの高分子薬物をミトコンドリアへ送達する必要がありますが、有用な送達システムの報告はほとんどありません。我々は、薬物の物性や分子サイズによらないミトコンドリアへの薬物送達システムの構築を目指し、リポソーム(脂質膜二重小胞ナノマシン)に着目した研究を展開しております。本送達システムが臨床に適応される事で、神経疾患(アルツハイマー病など)、筋疾患(パーキンソン病など)、心臓病(心筋梗塞など)などの難治性疾患が治療することが可能となり、多くの患者さんを救う事が期待されます。また、『ミトコンドリアを標的とした遺伝子治療』という世界で例の無い新しい薬物治療にも取り組んでいる。 | |
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■ | メッセージ |
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薬剤分子設計学研究室は、発癌機構、遺伝子治療のための基礎研究、体内動態、細胞内動態を制御するナノマシンの創製を目指し、スタッフと学生が一丸となって研究に取り組んでいます。非常に難しくチャレンジングな課題ですが、この研究が実を結ぶ事で、癌などの難治性疾患から多くの患者さんを救う事ができると確信しております。私の座右の銘は『薬学とは人の役に立つ学問』です。みなさんも私たちと一緒に世界中の人たちを幸せにするための薬学研究をしていきましょう。 | |
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