北海道大学 大学院 生命科学院
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「トリブロックコポリマー」を用いた新たな高強度ハイドロゲルを開発

 内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の伊藤耕三プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として,北海道大学大学院先端生命科学研究院の龔 剣萍教授らのグループは,トリブロックコポリマーをベースとした超高強度ハイドロゲルを開発しました。このハイドロゲルは,水を大量に含みながらもゴムに匹敵する強度,こんにゃくの 100 倍もの硬さを有する,極めて丈夫な材料です。また,生体内のような塩を含んだ環境でもその強さを発揮できる上に,切断面を簡単に修復することも可能であることから,本ハイドロゲルは,体内での使用を含む医療用途への応用が期待されます。
なお,本研究成果のもとになったトリブロックコポリマーは,大塚化学株式会社から提供を受けたものです。
生命融合科学コース 龔 剣萍(グン チェンピン)教授 ソフト&ウェットマターの研究室
「トリブロックコポリマー」を用いた新たな高強度ハイドロゲルを開発 「トリブロックコポリマー」を用いた新たな高強度ハイドロゲルを開発

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