北海道大学 大学院 生命科学院
北海道大学 大学院 生命科学院

記事詳細

記事詳細

女性の”働かない”X染色体の仕組みを解明

本研究は,世界をリードする最先端技術を組み合わせた手法によって,体の中で働く膨大な種類の物質から,女性の不活性化のX染色体を小さく折りたたんでいる目的のタンパク質を見い出すことに成功しました。不活性のX染色体,バー小体は「ヘテロクロマチン」といわれる構造をとっています。私たちはヘテロクロマチンを構成するタンパク質HP1に結合するタンパク質の種類を,質量分析器を用いたプロテオミクスという手法で特定していきました。さらに,分子イメージングや膨大なヒトの遺伝情報を3日間で解読できる次世代シーケンサーという装置を使って,これらのタンパク質の働きを解明しました。

生命融合科学コース 小布施研究室

 

女性の”働かない”X染色体の仕組みを解明 ダウンロード

Copyright(C) Hokkaido University All right reserved.